誠和会第1期会長ごあいさつ 久喜組代表取締役 小河原敏雄様
誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。
2015年2月19日。旧暦の元旦に、誠和会総会が開催されました。
第1期の会長をお努めいただきました株式会社久喜組代表取締役 小河原敏雄様のご挨拶を映像にて、ご高覧いただけます。
第1期会長から、第2期会長へのバトンタッチが行われました。
小河原会長は、昨年、プライベートで、お嬢様を亡くされ、心身ともに非常にお辛い思いをされながらも、誠和会の会長の責を最後まで貫かれました。
理事会にて、どのようなご提案があっても、非常に冷静に常識あるお言葉をいただき、スタートしたての会を支えていただきました。
誠和会、フジハウジング、誠農社の三つの力の配分にも心を砕いていただきました。
日本人の暮らしを「農」を通じ健康に楽しく誠農社の取り組みについて賛同し、社員・ご家族を引き連れて、農業イベントのご協力をいただきました。
決して言葉多くない小河原会長でしたが、それだけに、その一言の重みを、誰もが感じておられました。
この1年、誠和会立上げに、多大なご尽力をいただき、心から感謝申し上げます。
株式会社久喜組
(〒346-0006 埼玉県久喜市上町1-12 TEL 0480-24-3788 FAX 0480-21-3677)
⇒ 「誠農社農業体験(稲刈り)ご協力をさせていただきました」
21世紀を皮切りに、超高齢化社会と呼ばれる時代になり、高齢者が高いお金を払って人生の最期を老人ホームや病院で迎えなければならなくなりました。私の身近な友人も長年の不摂生やストレスで亡くなった方も多く、仕事ができるのも、健康が第一であるということを心底感じています。
20世紀末から21世紀にかけ、お金さえあれば何でもできるといった時代がありましたが、今や、日本経済は元より、住宅業界においても市場が変わり、顧客が変わり、行政が変わり、あらゆるものが激変する社会において、お金だけではない絆の大切さを改めて感じます。
これからの時代は、仕事も生活も、コミュニティの中で循環し、年をとっても、これまでに働いてきたものを次の世代に譲っていくための方法を考えていかねばならないと思います。年金で農業をやり、好きなことに時間を費やして、大家族時代のように生きるという人生の最後の絵が見えてきました。
住宅そのものや住環境によって、健康的に生きるための、そして幸せな笑顔で最期を迎えるための新しい住み方を提案できる場を作り上げるために、地域一体となって多くの人が集まるコミュニティを築き上げるために、職人たちの心と匠の技を謙虚に磨き続けていきたいと思います。その互いの自己研鑽と向上の集まりとなるような誠和会を目指します。
「プロの職人として誇りをもって技術・文化を継承しよう!」