漢方肥料散布体験
誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。
埼玉県加須市で農業を軸にコミュニティを展開している農業生産法人誠農社にて、7月22日、漢方農法米区画オーナー「草取りイベント」にて、漢方肥料散布が行われました。
誠和会では、安心安全な漢方農法米作りの最重要テーマである「漢方肥料」について学び、どのように散布するのかを勉強させていただきました。
説明をいただいたのは、誠農社の矢島健彦さんです。
漢方肥料の資材は、カルシウムを含んだ牡蠣殻や、人にはいい香りに感じるハーブ(レモングラス等)が、虫などは苦手で寄り付かなくなることから、これらと漢方とをブレンドし、約1000倍に希釈して、田んぼに散布するそうです。
これらは、人が体調の悪い時に使用できるもので、「人間も植物も同じ」という考え方で、稲も、害虫・ウイルス・病気に強いものになってきます。
食味もよくなり、お米本来の味を引き立てます。
説明時には、皆様に匂いを嗅いでもらったり、色を見てもらったりしました。
矢島さんの
「体験してみたい人!」
の声に、4歳の男の子が手を上げてくれました。
365日24時間、農地と向き合い闘う誠農社の皆様の実体験からの言葉が、多くの方々の心に響いたようです。
「草取りや漢方散布の大変さに、時々、周囲の農家のように農薬をまいたら、どんなに楽になるだろうかと思うこともあります。けれど、こうしてイベントに参加される区画オーナーの皆様の笑顔が思い浮かぶたびに、がんばって、おいしくて安全な漢方農法米を作ろう!という励みをいただいています」
矢島さんの言葉に、
「絶対に、このお米を買い続けたい!」
というお客様の声を耳にしました。
当日の様子の一部を、下記の映像からご覧いただけます。
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