農ある暮らし:昔ながらの渋柿の見分け方を教えてもらいました

農ある暮らし:昔ながらの渋柿の見分け方を教えてもらいました

 

誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。

誠和会では、日本特有の「農ある暮らし」によって、心身共にリラックスして人生を楽しめる生活実現を応援しています。

 


 

農ある暮らしの最大のメリットは、生活の中で四季を感じられること。

野菜、お米、果物など、食物の旬や、食べごろ、美味しい見分け方などを、知恵として自然に身につけることができることでしょう。

自然の野のままに生育している柿やみかん、栗など、販路にのせる生産物としてではなく、家庭の果樹木として日常の中に当たり前に存在している果実は、昔から子どもたちのコミュニティの中のおやつでもありました。

 

生活の知恵をたくさんお持ちの誠和会の匠の職人の方々から、誠農社にある柿の木から採った柿の見分け方を教えていただきました。

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ネット上によくある話に、切った時に黒い点々があるもの(というと、切ってみないとわかりませんね)や、見た目では、四角いものは甘く、細長いものは渋いとも言われています。

 

実は、見分け方のコツは、柿のお尻側にありました。

写真のように、丸くスジができているものは甘柿なのだそうです。

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ほとんどスジのないものは、渋柿。

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例えば、半円にスジがある場合はそこからの展開部分は甘く、半分は渋いのだそうです。
3/4円にスジがあると、その部分の3/4は甘く、残りは渋いという、子ども時代に、あちこちに生えていた柿の木を学校帰りにおやつにしていた農ある暮らしの生活環境の中、どの子も知っていた自然の知恵であったのだそうです。

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農ある暮らしには、現代の時間の流れとは別の、子ども時代の時間の流れがあるように感じます。

子どもだからこそ経験・体験できる時間を、農ある暮らしの中で残していけるよう、誠和会では、農ある暮らし住宅の情報発信をさせていただいております。