不思議なアパート! 荻原進スペースデザイン
誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。
埼玉県県道153号線を車で走っていると、久喜市から幸手市に向かう方向、東北本線の線路を越えてすぐに、道路から見える奇怪な建物が見えてきます。
赤と青の細い扉が並ぶ、まるでおもちゃのような建物。
この4世帯の入るアパートを設計したのは、荻原進スペースデザイン代表の荻原進氏です。
この道路に面した三角形の土地は、久喜に住む地主さんから、「この中途半端な土地は、なんの使い道もなく、どうしようもない。といって、そのままにしておきたくもないので、なんとかできないものだろうか?」と、相談を受けたものです。
久喜で半世紀近くを地元の人々のために、皆様の不動産を活かす仕事をしてきた株式会社フジハウジングには、自分の家を建てたい、貸したい、借りたい、という御相談の他、このように、せっかく財産として所有している土地を、どう活かしていいのかわからない地元の方から、多数のご相談を受け、コンサルもしています。
そして、コンサルだけで終わらないのが、フジハウジングが、ただの不動産業とは異なる強みです。
ほんとうの職人たちが所属する誠和会の皆様の存在が、誰もが無理だと思う土地に、新しい命を吹き込むことができるのです。
この土地を測量し、建てることのできる家は、どんなものが考えられるだろうか?
その時、一般的な建物の設計では、「ここじゃ、無理だ!」で終わってしまいます。
荻原氏は、設計士として、難しい場所に、どのようにしたら家を建てることができるのかということを考えることが楽しみなのだそうです。
そして、一寸の無駄もなく考えられ、作られたこの建物は、見た目は、まるで長細い積み木を並べたようなアパートですが、実は、この建物、玄関を入ると、階段状になっていて、それぞれが、ちゃんと広いスペースのお部屋になっています。
日本珍建築100にも選ばれ、常に住民が絶えることのないアパートとして大家さんであるオーナーも大喜びです。
「こんな土地に!」「こんな建物が!」という、皆が驚くような手品師のような設計をされる荻原氏は、2014年も、線路脇の土地に、面白いけれど、考え尽された建築を設計しています。
所有の土地有効活用でお困りの方は、株式会社フジハウジングにお問い合わせをいただければ、誠和会の匠の技をもったあらゆる職人が問題解決のために、皆様の暮らしの安心・安全・喜びのために、ご相談に乗ります。