こわす技術とのこす技術をもつ高鳥商会
誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。
高鳥商会は、20年以上を解体業を営んでおられます。
モットーは「安全第一」「隣近所の方に迷惑をかけない配慮」
「解体は慌てず、ゆっくり、きれいに壊す!」
高鳥社長の名言です。
諺にある「急がば回れ」ではないですが、それが実は、最も早い結果を出すのだそうです。
作るより壊す方が向いていると言われる高鳥社長です。
壊すと建てるという言葉は、まるで正反対の言葉ですが、建物を新しく作る時は、壊さないと建てられないし、建てないと壊せないという、コインの表裏のように、どちらが欠けても成り立たないものです。
「夢はなんですか?」
という問いかけに、
「簡単に壊すことができる解体業になること」
と言われておられました。
超高層ビルの解体技術は進化し、赤坂プリンスホテルの新館解体工事は、粉塵や部材の飛散、騒音や振動を最小限に抑える新工法の「テコレップシステム」を用いて、「目立たないように美しく解体する」方法で、少しずつ最上階から解体を進めました。
鹿島建設もだるま落とし式解体(鹿島カットアンドダウン工法)と呼ばれる方法を開発しました。
・廃材のリサイクル率が高い(約50%→93%へ)。
・粉塵の飛び散りが約3割少ない。
・高い場所での作業が必要ないため、廃材や作業員が落ちる危険が少ない。
・同じ作業を繰り返すため、作業時間が10%~20%短い。
といった、メリットがあります。
高鳥社長の「簡単に解体できる未来」は、身近な場面で見られるようになるかもしれませんね。
高鳥商会
〒349-1135 埼玉県加須市北平野251-4
TEL 0480-31-6238
FAX 0480-31-6238