徹底的なミーティングが安全を作る!拓都建設株式会社

誠和会とは、埼玉圏内で家づくりに関わる匠の心をもつ者たちの集団です。職人として、サポーターとして、夢のある家・住空間づくりを提案し続けるために会員同士が力を合わせ、より良い生活環境に必要なモノやコトづくりまでも研究しています。

初の誠和会会員インタビューは、拓都建設株式会社。

群馬県で建設業を営む拓都建設が、なぜ、埼玉県の久喜でお仕事をしているのか?
不思議に思われた方も多いのではないでしょうか。

拓都建設は、鉄筋建築を主としており、プレハブ工法など一定の品質のものを短期間で建てることができます。
鉄筋建築の利点は、スパンを大きく取れ、使い手の要望に対応するフレキシビリティな内部空間が実現できます。

日本の建築といえば、もちろん木造建築の素晴らしさは世界に誇れるものですが、人が住まう建築の条件は複雑ですので、いざ、この土地に建設という時に、初めて、どういう建築物が相応しいかという課題に取り組まねばなりません。
フジハウジングの藤田誠二社長は、施工に忠実で、工期を守り、丁寧な家作りをする拓都建設の社員の皆様の仕事ぶりを見て、距離はあっても安心できる匠の力を発揮してもらいたいと、鉄筋建築の際は、拓都建設に発注を行っています。

こうした信頼を得ることができる拓都建設の忠実なお仕事ぶりの秘訣は、ミーティングにあると、大和浩代表取締役は言います。
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「建設中の地震や台風、強風、大雨、突風や竜巻など、天災は注意のしようもありません。ですから、2月の大雪の際には、雪の降る前に、休みを決め、工程を練り直しました。毎日の天気予報チェックは欠かしませんし、足場の悪い所はないか、風で機材が飛んだりしないように、確認や対策を口うるさいほどに注意します。地域住民や通行人に怪我や迷惑を掛けない様に、建設機材(重機)操作を安全第一で行うなど、無事故を心がけています。そのために、社員の皆さんとは、徹底的にミーティングをし、体調管理も含め、その日の工程、先の予定をしっかりと打ち合わせすることで、建築の技術はもちろん、工期や施工にも誤りのないように誠実な仕事を心がけています。至極、当然のことなのですが、大手企業ほど、現場の状況が見えていないために、間違いが起こることが多いようです。弊社は、中小企業ですから、その当然のことを徹底し、間違いのない仕事を行っています。それが、住む人の安心につながっていると胸を張って誇れることです。」

完成間近のオシャレな設計のアパートと戸建を前に、本日一日だけでも、多くの職人の皆様が関わっておられることが分かりました。

人の暮らしに一番の安心を与える住空間を守るために、職人全員の情報共有と確認を怠らない日々の誠実さが、立派な形として完成させていくのだということを、取材を通じて感じました。